今回は、Amスケールをゆっくり弾く練習です。
速く弾く場合はもっと効率の良い弾き方がありますが、今回は速く弾きたい気持ちをグッと堪えて練習しましょう。
まずはサンプルを聴いてみてください。
今回は5パターンありますので、同じ要領で以下も練習していきましょう。
指板上ではこのような図になります。
練習の仕方
・クリーントーンで、フロントピックアップ。ヴォリュームとトーンは少し絞る。(7くらい)
・クリックを50に設定して裏拍で鳴らす(実際のBPMだと100)。もっと遅くから始めてもOK。慣れてきたらクリックを5上げる。ただし最高でも80位まででOK。
・ピックを強く握らない。50%位の力で弾くイメージで。
・必ずオルタネイトピッキングで弾いてください。
・薬指小指を積極的に使う運指を心がけ、「人→中→薬」のパターンは使わない。
私の音源を聴いて感じられたかもしれませんが、ゆっくりになればなるほど難しく、リズムもトーンも不安定になります。
左手のフォーム
・脇を締める(以下フォームで弾くために必要)
・各指を開いて、薬指小指が寝ないように、立てて上から押さえる。(指で輪っかを作るイメージ) 人差し指は指の横でガッと押さえる。ガッと。(自然と薬指小指が立ちます)
(写真が水平じゃなくてごめんなさい)
・押さえていない指(特に薬指と小指)が指板から離れないように
これには2つのメリットがあり、一つは薬指と小指の神経を分離すること、もう一つは意識をしなくても指がバタつかないように。
「速く弾くコツは指板から指を離さないこと」とイングヴェイがどこかで言ってました。確か。
本番でどう弾くかは、またちょっと別のお話だったりもしますが、私はこの3つを意識して練習することで、結果的にプレイの精度が向上しました。
解説
今回は途中で2つしか音を弾かない弦が出てきますので、純粋に速く弾くには非効率的です。
一般的に速弾きに向いている効率的なスケールの弾き方は、1弦で3つずつ音を弾いていくパターン(3ノート・パー・ストリング)で、初心者の頃はそればかり練習していました。
他にも横移動を激しく繰り返すタイプの速弾きも頻繁に練習していましたが、ギターソロはいつもオケに合わせて何となく速く弾くばかりで、今自分がどのコードに対してどの音を弾いているかを意識したこともなく、粗っぽい演奏でフレーズも最悪、と、良いところが全くありませんでした。
敢えて縦移動に縛ることで、コードに合った音を弾くための土台作りができますし、速さよりも丁寧さに拘ることで、最終的に速く弾いても潰れないトーンを身に付けることにつながります。
また、上記5パターンの形を覚えると、他のスケールに簡単に置き換えることが出来るようになります。(これについては別の機会で解説します。)
1弦に3つずつ弾いていくスケールが駄目という意味ではありません。色んなパターンを織り交ぜて、自在にギターソロを構築できるところを目指しましょう。
練習の仕方+α
余裕の出てきた方は、上記の指板図を参考に、Amのコードに対してどの音がルート(R)、短3度(♭3)、5度なのかを意識しながら弾いてみてください。
Amスケールを覚えたら、今度はEmスケールなど他のスケールに置き換えてやってみましょう。
補足
今回の5パターンの指板図を全てつなぎ合わせるとこのようになります。
ちょっと見辛くなってしまったかもしれませんが、5〜8f付近がパターン1、10〜13f付近がパターン2、1と2の間にパターン4がある…といった具合です。
日々の練習を通じて覚えてしまいましょう。
まとめ
今回のスケールは特別なものではありませんので、ご存知の方も多くいらっしゃると思います。(私は上述の通り当初全く知りませんでしたがw)
フォームについては十人十色だと思いますが、私自身このフォームを習った時に、もっと早く知るべきだったと痛感した実体験から紹介しています。
ご自身に合うようでしたら是非取り入れてみてください!
※内容を改訂しました